2009年12月29日火曜日

修士1年の吉武美生さんが読売広告大賞を受賞しました!

デザイン心理学研究室修士1年の吉武美生さんが第26回読売広告大賞「読者が創る広告の部」大賞を受賞しました!プロの広告デザイナーが多数応募する中での大賞受賞ですのでまさに快挙といえます。

作品はコチラです:
http://www.yomiuri.co.jp/adv/award/yaa/create/26/01.htm

2009年12月22日火曜日

図書(雑誌特集号)出版報告

小山助教が分担執筆した図書(雑誌特集号)が出版されました。

・高次脳機能障害Q&A (Modern Physician 創刊30年記念特大号 新興医学出版社)
11:片頭痛に合併する高次脳機能障害について教えてください (p36-37)
31:脳損傷による視覚認知障害からの回復について教えてください(p106-107)

2009年12月21日月曜日

技術心理学支援・促進研究会参加報告

昨日目白大学にて行われました社団法人日本心理学会技術心理学支援・促進研究会第1回研究会に,当研究室の教員・学生17名が参加いたしました。研究会では産業技術総合研究所の熊田孝恒先生と日立製作所の鹿志村香先生によるご講演が行われました。
研究会ホームページ:
http://homepage3.nifty.com/satorusuto/techpsy/

技術心理学支援・促進研究会は実験心理学や基礎系心理学が世の中にどのように役立つのかを具体的に議論しようという主旨のもとに発足しました。日比野教授と小山助教は研究会の世話人を務めさせていただいております。

2009年12月18日金曜日

日比野教授が日本包装技術協会にて講演いたしました

日比野治雄教授が社団法人日本包装技術協会第180回生活者包装研究会にて講演いたしました。
・デザイン心理学の視点から医薬品(包装)におけるデザインの問題を考える:日比野治雄

2009年12月16日水曜日

論文掲載報告

小山助教の論文が日本頭痛学会誌に掲載されました。
・大学病院看護師における慢性頭痛の疫学調査:リスクマネジメントの観点から:河村 満,稗田宗太郎,小山慎一.日本頭痛学会誌,36(2), 199-202, 2009

2009年12月12日土曜日

日比野治雄教授と小山慎一助教が電通総研にて講演いたしました

日比野治雄教授と小山慎一助教が12月9日に電通総研第19回メディアイノベーションセミナーにて講演いたしました。

・日比野治雄,小山慎一:『メディアの役割論』 を考える~「雑誌」と「ラジオ」に関する産学共同研究からの報告 ~

2009年11月29日日曜日

学会シンポジウム発表報告

小山慎一助教が第37回日本頭痛学会総会シンポジウム(宇都宮)で講演いたしました。心臓カテーテルアブレーション手術後に持続的な視覚症状が現れたWPW症候群患者の話を中心に,片頭痛と光過敏性について話しました。

・ 輪郭に対する過敏性と視覚性前兆:小山 慎一, 河村 満.第37回日本頭痛学会総会

学会ホームページ:
http://www.jhs2009.com/greeting.html

心臓カテーテルアブレーション手術後に持続的な視覚症状が現れたWPW症候群の症例については下記の論文に詳細が載せられています:
Persistent visual aura following catheter ablation in a patient with WPW syndrome: Shinichi Koyama and Mitsuru Kawamura. Behavioural Neurology, 18(3):187-92, 2007
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/sites/entrez?Db=pubmed&Cmd=ShowDetailView&TermToSearch=17726248&ordinalpos=2&itool=EntrezSystem2.PEntrez.Pubmed.Pubmed_ResultsPanel.Pubmed_RVDocSum

この論文はヨーロッパの頭痛研究組織であるMigraine Aura Foundationのホームページでも紹介されています:
http://www.migraine-aura.org/content/e25968/e26078/e26305/index_en.html

この患者様のホームページはこちらです:
http://ablationmigraineaura.web.officelive.com/default.aspx

心臓カテーテルアブレーション手術後に「チカチカした光が見える」「ギザギザが見える」「見ているものの輪郭が光って見える」「視野の一部が欠ける」などの症状が現れた方がいらっしゃいましたらお気軽にdesignpsychology.chiba@gmail.comまでご連絡ください。

2009年11月25日水曜日

論文掲載情報

ドクターコースの権未智さんの論文が「デザイン学研究」に掲載されました。高齢者に見やすい階段の配色についての研究です。
・高齢者に対する視認性の優れた階段の配色―転倒事故の予防を目指して:権未智,日比野治雄,小山慎一.デザイン学研究, 56(3), 99-108
Color Coordination for Stairways with High Visibility for the Elderly People-For Prevention of Falling Accidents: Mijy Kwon, Haruo Hibino & Shinichi Koyama. Bulletin of JSSD, 56(3), 99-108

2009年11月12日木曜日

論文掲載情報

小山助教の幻肢痛のミラー・セラピーに関する総説論文が「神経治療学」に掲載されました。
・幻肢痛のミラー・セラピー:小山慎一.神経治療学, 26(5), 585-590, 2009

2009年11月2日月曜日

東京モーターショー見学

本日、教員・学生20名で東京モーターショー2009(幕張メッセ)を見学に行きました。
東京モーターショーホームページ:
http://www.tokyo-motorshow.com/

工学部祭報告

千葉大学デザイン心理学研究室では工学部祭期間中(10月31日・11月1日)に研究紹介の展示を行いました。展示は研究紹介ビデオ・ポスター,錯視・重さの錯覚の体験コーナー,色覚検査(100Hue Test)体験コーナー,顔写真合成(モーフィング)の実演などから構成され、多くのお客様に楽しんでいただくことができました。ご来場いただきました皆様に心よりお礼申し上げます。

学会発表報告

小山慎一助教の共同研究が第33回日本高次脳機能障害学会学術総会(10月29・30日ロイトン札幌)にて報告されました。
・多発性硬化症(MS)の注意障害に対するインターフェロンの治療効果:武田景敏,小早川睦貴,鶴谷奈津子,小山慎一,河村満

学会ホームページ:
http://square.umin.ac.jp/jshbd33/

2009年10月23日金曜日

工学部祭

デザイン心理学研究室では今年も工学部祭にて研究紹介の展示を行います。研究室見学をご希望の方はこの機会にぜひ遊びに来てください。工学部祭は10月31日・11月1日の2日間にわたって行われます。当研究室の場所は工学部3号棟2階202・203号室です。お待ちしています。
工学部祭の詳細はこちら:
http://www.eng.chiba-u.ac.jp/outNews.tsv?rlt=1&no=791

2010年度研究生・専攻生募集がまもなく始まります

2010年度の研究生・専攻生募集がまもなく始まります。留学希望者で入国に関する関係書類を早めに必要とする方のための手続きは11月18日から20日までですのでご注意ください。募集の詳細は「研究生・専攻生入学案内」をご確認ください。
研究生・専攻生入学案内(PDF)はこちら:
http://www.eng.chiba-u.ac.jp/downFile_contents.tsv?no=781&rlt=2&file=6

当研究室に関するご質問のある方はお気軽に下記のメールアドレスまでご連絡ください。
designpsychology.chiba@gmail.com

2009年10月19日月曜日

IASDR 2009

デザイン心理学研究室のスタッフおよび学生がIASDR2009(COEX ソウル)に滞在しています。会期中は会場におりますので当研究室に興味をお持ちの方はお気軽に声をおかけください。

Faculty and students of the Design Psychology Unit, Chiba University are visiting IASDR2009 (COEX, Seoul). We will be staying through the conference. If you are interested in becoming a student, posdoc, or visiting scholar at our lab, please feel free to talk to us. We will give the following talks:

・Measuring Consumers' Emotional Bonds with the Advertising Media from the Psychological Perspective: Shinichi Koyama, Xiaofeng Jiang, Miki Yoshitake, Kento Nakajima, Miki Otsuka, Toru Shono, Yoshihide Nagao, Ritsuya Oku and Haruo Hibino
・Recognition of Non-Japanese Custom Color Names: Relation among Distance in Color Space, Familiarity of Color Names,and Imaginableness of Color Names: Yosuke Yoshizawa, Haruo Hibino and Shinichi Koyama

2009年10月6日火曜日

学会発表報告

ドクターコースの金京ミン君が11th Congress of the International Colour Association (AIC) 2009 (シドニー,オーストラリア)にて研究成果を発表しました。韓国寺院における丹青文様の配色形式を詳しく調査した結果です。
・A Study on the Color Schemes of Dan-Cheong pattern in Korea: Kyung min Kim, Haruo Hibino and Shinichi Koyama. 11th Congress of the International Colour Association (AIC) 2009, Sydney, Australia

2009年9月30日水曜日

小山助教のコメントが日本経済新聞に掲載されました

「痛くないデザイン」に関する小山慎一助教のコメントが2009年9月28日日本経済新聞夕刊「らいふプラス 暮らし新景」欄に掲載されました。

記事はコチラ:
http://docs.google.com/Doc?docid=0AUXBy4J1Ke6EZGdkOGhndzNfMGZzcmpnNWhm&hl=en

2009年9月25日金曜日

学会発表報告

小山慎一助教が第33回日本神経心理学会シンポジウム(東京ドームホテル)にて研究成果を報告いたしました。
・ 幻肢痛への神経心理学的アプローチ 小山慎一 (シンポジウム講演)
・ 多発的硬化症(MS)の注意障害―中枢病変との対応―:武田景敏,小早川睦貴,鶴谷奈津子,小山慎一,河村 満

学会ホームページ:
http://accessbrain.co.jp/s-neuropsy33/index.html

2009年9月24日木曜日

学会賞受賞報告

小山助教と日比野教授の共著論文が「第5回日本神経心理学会優秀論文賞」を受賞しました。本日第33回日本神経心理学会総会(東京ドームホテル)にて授賞式が行われ、岩田誠理事長より賞状を頂きました。選考委員の先生方、研究に関するご指導・ご協力を賜りました関係者の皆様にこの場を借りて深くお礼申し上げます。

受賞論文:
画像処理技術と心理物理学を用いた大脳皮質性色覚障害の評価:小山慎一, 毛束真知子, 日比野 治雄, 富満弘之, 河村 満神経心理学:23(2),132─138 (2007)

2009年9月22日火曜日

論文掲載情報

デザイン心理学研究室OBの吉澤陽介君が当研究室在籍中に行った研究が日本色彩学会誌に掲載されました。JISに採録されている慣用色名がどの程度有効であるかを検証した論文です。
・慣用色名の認識に関する基礎的研究(第2報:色選択法における慣用色名の弁別および基本色傾向に関する考察):吉澤陽介, 日比野治雄, 小山慎一.日本色彩学会誌 33(3) , 218-229 (2009)

2009年9月8日火曜日

学会発表報告

修士1年の高キハンさんと修士2年の高橋梓帆美さんが第11回日本感性工学会大会(芝浦工業大学)にて研究成果を発表しました。高さんの発表はOTC医薬品(医師の処方箋なしでドラッグストア等で購入可能な医薬品)外箱を消費者が良く見ているかどうかを検証した研究で、高橋さんの研究は電子ペーパー広告の視認性を評価した研究です。

・OTC医薬品のリスク分類が外箱記載情報に対する注目度に与える影響:高キハン,崔庭瑞,小山慎一,泉澤恵,白神誠,日比野治雄
・電子ペーパーサイネージにおける効率的な文字情報提示について:高橋梓帆美,増田卓矢,菱沼隆,小山慎一,日比野治雄

2009年8月23日日曜日

学会発表のお知らせ

デザイン心理学研究室では日本心理学会第73回大会(8月26-28日 立命館大学)において下記の演題を発表する予定です。

・1AM075 視覚刺激に誘発される快・不快の定量的評価 ―片頭痛患者と健常者の比較― 今泉修 他
・WS042 社会的認知の障害 ―社会的認知に果たす皮質下の役割― 小山慎一 他
・WS069 実学としての実験心理学 -産業・商業・日常生活への貢献を目指して-日比野治雄 他
・2PM007 雑誌・インターネット広告が消費者行動に与えるインパクトの心理学的評価 吉武美生 他
・2PM008 愛読誌・愛用サイトと消費者の「絆」―信頼と安心の視点による― 中島健登 他
・3AM027 新しい情報に飽きるまでの時間 新聞における流行語出現頻度の分析を通じて 大平裕子 他
・3AM028 新しい情報を古いと感じるまでの時間 学生を対象とした質問紙調査による検討 高橋梓帆美 他
・3PM102 OTC医薬品外箱表示に対する消費者の注目度 崔庭瑞 他

学会期間中は当研究室の教員および大学院生が会場におりますので、研究室に興味をお持ちの方はお気軽に声をおかけ下さい。

2009年8月22日土曜日

科研費新学術領域「顔認知」第1回領域班会議参加報告

小山助教と修士課程2年の谷佳さんが札幌で行われた科研費新学術領域「顔認知」第1回領域班会議(8月19・20日 ウェルシティ札幌)に出席し、研究成果を報告しました。谷佳さんのポスターは評価委員の原島博先生より原島奨励賞をいただきました。原島先生ありがとうございました!!!
・心理物理学的手法による顔認知障害の定量的評価 小山慎一
・顔画像における明るさ反転が人種弁別・男女弁別に与える影響 谷佳

論文掲載情報

小山慎一助教が分担執筆した論文がNeuroscience Research誌に掲載されました。目の前に置かれたマネキンの手を自分の体の一部のように感じる不思議な錯覚(ラバーハンドイリュージョン)についての研究です。

・Double tactile sensations evoked by a single visual stimulus on a rubber hand: Motoyasu Honma, Shinichi Koyama, Yoshihisa Osada. Neuroscience Research, published online
論文のPDFファイルはコチラ:
http://docs.google.com/fileview?id=0B0XBy4J1Ke6EN2E0NmI3YzUtMzdlNC00ODA3LTlmOTEtN2M2OTUzM2ZmYmUz&hl=en

2009年8月19日水曜日

研究助成採択

日比野治雄教授と文学部行動科学科伝康晴教授(プログラムリーダー)・木村英司准教授・一川誠准教授・松香敏彦准教授・牛谷智准教授の研究課題『人間理解のための認知適応科学の創成』が千葉大学COEスタートアッププログラムに採択されました。

2009年8月10日月曜日

千葉大学環境報告書

当研究室ドクターコース2年の崔庭瑞君が千葉大学環境報告書2009のデザインを担当しました。崔君は昨年の環境報告書のデザインも担当しました。昨年の環境報告書は「第12回環境報告書賞・サステナビリティ報告書賞」において,「環境報告書賞:公共部門賞」を受賞しています。

千葉大学環境報告書はコチラ:
http://www.chiba-u.ac.jp/general/iso/hokoku.html
環境報告書賞・サステナビリティ報告書賞:
http://www.toyokeizai.net/corp/award/kankyo/

2009年8月3日月曜日

日経BP AD WEBで研究成果が紹介されました

日経BP AD WEBホームページ上で株式会社電通・電通総研との共同研究の成果が紹介されました。
「雑誌広告はインターネット広告よりも商品の印象価値が高く見えている」「インターネットの情報は鵜呑みにしないが、雑誌にはお墨付きがあると感じている」という内容です。今後も新たな研究成果を日本心理学会(8月京都)ほかさまざまな学会で発表する予定です。

記事はコチラ:
http://adweb.nikkeibp.co.jp/adweb/topics/column/index.html

2009年7月29日水曜日

小山助教が科研費新学術領域(顔認知)の公募班員になりました

文部科学省科学研究費補助金・新学術領域研究「学際的研究による顔認知メカニズムの解明」に小山慎一助教の研究課題「心理物理学的手法による顔認知障害の定量的評価」が採択されました。心理学、脳科学、医学、工学など様々な分野の第一線の研究者と連携しながら、デザイン心理学研究室ならではのユニークな視点で顔認知の障害・発達および化粧など「顔のデザイン」に関する研究を進めて参ります。
文部科学省科学研究費補助金・新学術領域研究「学際的研究による顔認知メカニズムの解明」のホームページはコチラ:
http://www.nips.ac.jp/kaoninchi/index.html

2009年7月19日日曜日

学会発表報告

ドクターコース2年の崔庭瑞君が第12回日本医薬品情報学会総会・学術大会で研究成果を発表しました。眼球運動計測とアンケート調査を通じて,消費者のOTC医薬品(一般用医薬品)に対するリスク感覚が外箱への注視にどのように影響しているのかを調べました。この研究は日本大学薬学部・千葉工業大学工学部との共同研究です。
・OTC医薬品外箱記載情報に対する注目度の評価-かぜ薬とビタミン剤の比較-:崔庭瑞,小山慎一,泉澤恵,白神誠,赤澤智津子,日比野治雄.第12回日本医薬品情報学会総会・学術大会(2009年7月福岡)
http://www.jasdi.jp/12th/index.htm

2009年7月16日木曜日

論文掲載情報

デザイン心理学研究室OBの赤澤智津子さんが当研究室在籍中に行った研究がデザイン学研究に掲載されました。
・色相と彩度の異なる2色間における明度識別能力の定量的評価:赤澤智津子,日比野治雄,小山慎一,大嶋辰夫,松崎元.デザイン学研究,56(1), 13-20. (2009)

2009年7月7日火曜日

デザイン心理学研究室紹介記事が高校生新聞に掲載されました

デザイン心理学研究室についての記事が高校生新聞第163号(2009年7月10日~9月9日)に掲載されました。当研究室で行われた研究がわかりやすく紹介されています。
記事はコチラ:
http://picasaweb.google.co.jp/designpsychology.chiba/Highschoolnews#slideshow/5355623187095198786
高校生新聞:
http://www.koukousei-sinbun.co.jp/

2009年6月27日土曜日

学会発表報告

本日第38回消費者行動研究コンファレンス(慶応義塾大学日吉キャンパス)にて研究成果を発表いたしました。
・広告媒体における「高級感」と「絆」の比較~デザイン心理学的手法による定量的評価の試み~:小山 慎一,中島 健登,吉武 美生,蒋 暁峰,大塚 未来,庄野 徹,長尾 嘉英,奥 律哉,日比野 治雄
http://www.jacs.gr.jp/conference/38.html

この研究では雑誌・インターネット・TV広告における商品の印象価値をWillingness To Pay 課題を用いて定量的に評価しました。また,雑誌・インターネットと消費者を結ぶ絆の性質の違いも明らかにしました。この研究は株式会社電通・電通総研との共同研究です。今後も新たな研究成果を日本心理学会(8月京都)ほかさまざまな学会で発表する予定です。

2009年6月17日水曜日

論文掲載情報

デザイン心理学研究室OBの吉澤陽介君が当研究室在籍中に行った研究が日本色彩学会誌に掲載されました。
・慣用色名の認識に関する基礎的研究(第1報:色選択法における色差・色名の知名度・イメージ可能度間の関係、および認識度評価の定量化の試み):吉澤陽介,日比野治雄,小山慎一.日本色彩学会誌, 33(2), 96-107 (2009)

2009年5月29日金曜日

学会シンポジウム発表報告

小山慎一助教が第11回日本ヒト脳機能マッピング学会シンポジウム(新潟)で講演いたしました。「視覚の臨床神経心理学:患者から学ぶ視覚の仕組み」という演題で,脳損傷患者や片頭痛患者の視覚症状について講演しました。
http://jhbms11.umin.ne.jp/index.html

2009年5月28日木曜日

学会発表のお知らせ

デザイン心理学研究室では日本デザイン学会(6月27.28日 名古屋市立大学)において下記の演題を発表する予定です。

・電子ペーパーサイネージにおける文章表示の最適化―地下鉄駅構内での設置および災害時の活用に向けて:高橋梓帆美 増田卓矢 大平裕子 小山慎一 日比野治雄
・電子ペーパー広告コンテンツに関するニーズの調査:大平裕子 菱沼隆 中村洋臣 小山慎一 日比野治雄
・電子ペーパーサイネージに対する満足度調査:中村洋臣 菱沼隆 小山慎一 日比野治雄
・韓国・釜山広域市における都市景観の色彩に関する行政担当者の意識調査:金美英,小山慎一,日比野治雄

学会期間中は当研究室の教員および大学院生が会場におりますので、研究室に興味をお持ちの方はお気軽に声をおかけ下さい。

なお、上記の電子ペーパーに関する研究は凸版印刷株式会社・仙台市交通局との共同プロジェクトです。研究成果の一部は河北新報に掲載されましたほか、下記のホームページでも公表されております。
http://www.toppan.co.jp/news/newsrelease848.html

2009年5月23日土曜日

学会シンポジウム発表報告

日比野治雄教授が日本薬剤学会第24年会医薬品包装シンポジウム(静岡)で発表しました。「デザイン心理学の視点から医薬品表示・デザインの問題と対策について考える―新しいパラダイムの導入」というタイトルで、当研究室で行われたOTC医薬品パッケージデザインに関する最新の研究成果を報告しました。

2009年5月17日日曜日

論文掲載情報

ドクターコース学生の李佩頴さんの論文がJournal of Asian Architecture and Building Engineeringに掲載されました。李さんの論文では商業施設での休息用設備の使用状況が詳しく分析されています。本来休息用ではない設備(階段や手すり等)を休息に用いる人が意外に多いことや「清潔さとコミュニケーション」が重要であることなど、いくつかの興味深い結果が得られています。詳しくは下記をご参照ください。
・ Rest Facilities at Commercial Plazas through User Behavior Perspective: Pei-Ying Li, Ming-Shih Chen, Haruo Hibino, Shinichi Koyama, Meng-Cong Zheng. Journal of Asian Architecture and Building Engineering Vol. 8 (2009) , No. 1 pp.127-134

2009年5月16日土曜日

学会発表報告

日本色彩学会第40回全国大会[日吉]'09にて当研究室から吉澤陽介君と金京ミン君の2名が発表しました。吉澤君は色彩語彙の問題について独自の定量的アプローチを用いて分析した成果を報告しました。金君は韓国の寺院に調査に赴き、実際に丹青を測色した成果を報告しました。
・慣用色名の弁別に関する考察 ~慣用色の色再現から~:吉澤陽介,日比野治雄,小山慎一.日本色彩学会誌 vol.33 Supplement 2009 pp108-109
・韓国の丹青文様の配色形式に関する調査研究:金京ミン,日比野治雄,小山慎一.日本色彩学会誌 vol.33 Supplement 2009 pp114-115

2009年4月28日火曜日

図書出版情報

小山慎一助教が分担執筆した本『社会活動と脳―行動の原点を探る』(医学書院)が発売中です。「顔認知と表情認知の神経心理学」というタイトルで(第1章3節)、顔認知と表情認知の障害についてそれぞれ詳しく解説しています。
http://www.igaku-shoin.co.jp/bookDetail.do?book=62559

2009年4月27日月曜日

図書出版情報

日比野治雄教授が分担執筆された本『色彩学入門 色と感性の心理』(東京大学出版会)が発売されました。「色による安全のデザイン」というタイトルで(9.3節)、当研究室で行われた医薬品パッケージデザインの研究がわかりやすく紹介されています。
http://www.utp.or.jp/bd/978-4-13-082070-7.html

2009年4月24日金曜日

論文掲載情報

小山慎一助教が分担執筆した論文が日本頭痛学会誌に掲載されました。論文のタイトルは「看護師における慢性頭痛の疫学調査」です。看護師2357名を対象に慢性頭痛の実態調査を行い、職位・部署等の慢性頭痛発症頻度に与える影響や、慢性頭痛が看護師業務に与える影響について検討しました。詳しくは下記の論文をご覧ください。
・看護師における慢性頭痛の疫学調査:稗田宗太郎,小山慎一,加藤大貴,岩崎泰雄,河村満.日本頭痛学会誌, 35(3), 87-91

2009年4月11日土曜日

科学研究費補助金採択

デザイン心理学研究室にて行われる研究「頭痛と幻肢痛の神経心理学」が平成21年度科学研究費補助金に採択されました(若手研究B 研究代表者 小山慎一助教)。この研究では他大学とも連携しながら「視覚刺激が不快感や頭痛を引き起こす仕組み」「身体の延長である道具が触知覚を引き起こす仕組み」「デザインやリハビリを通じた痛みの緩和」などについて研究する予定です。

2009年4月9日木曜日

日比野教授のインタビュー記事が「夢ナビ」に掲載されました

日比野教授のインタビュー記事が「夢ナビ」に掲載されました。デザイン心理学についての詳しい説明が載っています。詳しくは下記をご参照ください。
http://yumenavi.info/result.aspx?KeyWord=%e6%97%a5%e6%af%94%e9%87%8e+%e6%b2%bb%e9%9b%84&OraSeq=162776&SerKbn=4&SearchMod=4

2009年4月8日水曜日

学生および研究員の募集について

研究生・大学院生・ポスドク・研究員・日本学術振興会特別研究員(PD)等としてデザイン心理学研究室に在籍することに興味のある方はお気軽にメールにてご連絡下さい。研究室見学も随時実施しております。

If you are interested in being a student, pos-doc, or visiting scholar in the Design Psychology Unit at Chiba University Graduate School of Engineering, please feel free to contact us by email. We can also arrange a lab tour by appointment.

2009年4月6日月曜日

千葉大学ハラスメント防止ステッカー

千葉大学ハラスメント防止委員会が作成・配布したハラスメント防止ステッカーの図案に当研究室修士課程2年中村洋臣君のデザインが採用されました。デザイン心理学研究室にはデザイン研究だけではなくデザイン制作でも活躍している人が多数在籍しています。

2009年4月2日木曜日

論文掲載情報

日比野教授の論文が日本薬学会会誌「ファルマシア」4月号に掲載されました。論文のタイトルは「デザイン心理学の視点から医薬品におけるデザインの問題を考える」です。医薬品に関する事故を防ぐためにはわかりやすい表示、紛らわしいデザインの回避のほか、使用者の目を重要な情報に引き付けるための工夫が必要です。この論文では当研究室の最近の研究成果が紹介されています。論文に興味のある方は左記メールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。

2009年3月25日水曜日

大学院修了式

研究室所属の博士後期課程学生3名と博士前期課程学生4名が今日修了しました。おめでとうございます。修了生の氏名と学位論文タイトルは下記の通りです。

博士
● 金 美英    都市景観の色彩改善に関する研究-韓国・釜山広域市を事例として
● 蘇 文宰    パッケージデザインエレメントが商品の注意と記憶に及ぼす影響―缶コーヒーのパッケージに対するレイアウト中心の分析―
● 赤澤智津子  色相と彩度の異なる2色間における明度識別

修士
● 蒋 暁峰    広告媒体における「信績」と「安心」~インターネットと雑誌の比較
● 田中 貴人   ユニバーサルデザインフォントの識別性・可読性・好感度の評価
● 朴 キハ    物体表面の印象評価に及ぼす色彩・テクスチャー・形状の影響
● 彭 春榮    ミネラルウォーターによるストレス緩和効果

2009年3月23日月曜日

卒業式

研究室所属の4年生7名が今日卒業しました。卒業おめでとうございます。卒業生の氏名と卒業論文タイトルは下記の通りです。

池端慶      音相による香水のネーミングに関する研究―商品名の音相の心理学的検証
井藤俊範    色名による色の伝達
吉武美生    この商品にいくら払えるか―広告印象に関するwillingness to pay実験―
大塚未来    「信頼と安心」による購買行動の定量的評価
中島健登    愛読紙・愛用サイトと消費者のキズナについての研究
久我谷美穂   人が新しい情報に飽きるまでの時間―新聞記事における流行語の頻度分析
関百恵      ユニバーサルデザインフォントの評価に関する研究-印象評価および好感度向上についての検証-

また、この日の卒業式では当研究室ドクターコース学生の吉澤陽介君が学長表彰(課外活動賞)を受賞しました。「KYOTEI 浜名湖競艇ボートカラーデザイン」「東山地域観光案内標識デザインコンペ」「地下鉄仙台駅電子ペーパーサイネージ デザインチャレンジコンテスト」におけるデザインコンペ入賞が高く評価されました。

論文掲載情報

ドクターコース学生の金美英さんと蘇文宰君の論文が日本感性工学会論文集に掲載されました。金さんの論文はプサン広域市の都市景観と色彩の関係を分析したもので、蘇君の論文は缶コーヒーのパッケージデザインを知覚や記憶の観点から詳しく分析したものです。詳しくは下記をご参照ください。

● 居住者視点からの都市景観色彩の評価—韓国釜山広域市における調査:金美英,小山慎一,日比野治雄. 日本感性工学会論文集, 8(2), 369-379(2009)
● パッケージのデザインエレメントが消費者の視覚的注意に及ぼす影響−缶コーヒーのパッケージに対する眼球運動による分析:蘇文宰,崔庭瑞,小山慎一,日比野治雄.日本感性工学会論文集, 8(2), 407-417(2009)

研究会発表報告

ドクターコース学生の崔庭瑞君が第42回知覚コロキウムで発表しました。演題は「実験心理学的手法を用いたパッケージデザインの評価」です。崔君は眼球運動分析やchange blindness等の実験心理学的手法を用いて清涼飲料水や医薬品のパッケージデザインを評価しています。知覚コロキウムについては下記のHPをご参照ください。
http://www.hes.kyushu-u.ac.jp/chicollo2009/

2009年3月10日火曜日

研究会発表報告

当研究室所属の吉澤陽介君が日本色彩学会色彩教材研究会第5回研究発表会(3月8日東京家政学院短期大学)にて発表しました。演題は「慣用色名の認識に関する調査 ~色名マッチングタスクにおける色選択の傾向に関して~」です。色を言語を通じて正確に伝えるためには、伝える側と伝えられる側の間で、色と色名に関する共通の認識を持つ必要があります。しかし、現状として私たちはどの程度共通の認識を抱いているのでしょうか?吉澤君の研究ではこの問題について詳細に検討をしております。

2009年3月6日金曜日

研究員の鄭先生が1年間滞在されます

成功大学(台湾)認知科学研究所の鄭孟淙先生が研究員として来年2月まで当研究室に滞在されます。鄭先生は2008年3月に千葉大学環境デザイン研究室にて博士号を取得されました。専門は環境心理学です。滞在中には共同研究および成功大学との合同ワークショップを行う予定です。

2009年3月3日火曜日

リムコーポレーション本社訪問

日比野教授が株式会社リムコーポレーション本社(静岡県浜松市)を訪問し、ユニバーサルデザインフォント LIM Uni-Typeの心理学的評価および紙媒体への応用可能性について講演しました。
(2009年2月27日)