2009年11月29日日曜日

学会シンポジウム発表報告

小山慎一助教が第37回日本頭痛学会総会シンポジウム(宇都宮)で講演いたしました。心臓カテーテルアブレーション手術後に持続的な視覚症状が現れたWPW症候群患者の話を中心に,片頭痛と光過敏性について話しました。

・ 輪郭に対する過敏性と視覚性前兆:小山 慎一, 河村 満.第37回日本頭痛学会総会

学会ホームページ:
http://www.jhs2009.com/greeting.html

心臓カテーテルアブレーション手術後に持続的な視覚症状が現れたWPW症候群の症例については下記の論文に詳細が載せられています:
Persistent visual aura following catheter ablation in a patient with WPW syndrome: Shinichi Koyama and Mitsuru Kawamura. Behavioural Neurology, 18(3):187-92, 2007
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/sites/entrez?Db=pubmed&Cmd=ShowDetailView&TermToSearch=17726248&ordinalpos=2&itool=EntrezSystem2.PEntrez.Pubmed.Pubmed_ResultsPanel.Pubmed_RVDocSum

この論文はヨーロッパの頭痛研究組織であるMigraine Aura Foundationのホームページでも紹介されています:
http://www.migraine-aura.org/content/e25968/e26078/e26305/index_en.html

この患者様のホームページはこちらです:
http://ablationmigraineaura.web.officelive.com/default.aspx

心臓カテーテルアブレーション手術後に「チカチカした光が見える」「ギザギザが見える」「見ているものの輪郭が光って見える」「視野の一部が欠ける」などの症状が現れた方がいらっしゃいましたらお気軽にdesignpsychology.chiba@gmail.comまでご連絡ください。

2009年11月25日水曜日

論文掲載情報

ドクターコースの権未智さんの論文が「デザイン学研究」に掲載されました。高齢者に見やすい階段の配色についての研究です。
・高齢者に対する視認性の優れた階段の配色―転倒事故の予防を目指して:権未智,日比野治雄,小山慎一.デザイン学研究, 56(3), 99-108
Color Coordination for Stairways with High Visibility for the Elderly People-For Prevention of Falling Accidents: Mijy Kwon, Haruo Hibino & Shinichi Koyama. Bulletin of JSSD, 56(3), 99-108

2009年11月12日木曜日

論文掲載情報

小山助教の幻肢痛のミラー・セラピーに関する総説論文が「神経治療学」に掲載されました。
・幻肢痛のミラー・セラピー:小山慎一.神経治療学, 26(5), 585-590, 2009

2009年11月2日月曜日

東京モーターショー見学

本日、教員・学生20名で東京モーターショー2009(幕張メッセ)を見学に行きました。
東京モーターショーホームページ:
http://www.tokyo-motorshow.com/

工学部祭報告

千葉大学デザイン心理学研究室では工学部祭期間中(10月31日・11月1日)に研究紹介の展示を行いました。展示は研究紹介ビデオ・ポスター,錯視・重さの錯覚の体験コーナー,色覚検査(100Hue Test)体験コーナー,顔写真合成(モーフィング)の実演などから構成され、多くのお客様に楽しんでいただくことができました。ご来場いただきました皆様に心よりお礼申し上げます。

学会発表報告

小山慎一助教の共同研究が第33回日本高次脳機能障害学会学術総会(10月29・30日ロイトン札幌)にて報告されました。
・多発性硬化症(MS)の注意障害に対するインターフェロンの治療効果:武田景敏,小早川睦貴,鶴谷奈津子,小山慎一,河村満

学会ホームページ:
http://square.umin.ac.jp/jshbd33/