2009年3月25日水曜日

大学院修了式

研究室所属の博士後期課程学生3名と博士前期課程学生4名が今日修了しました。おめでとうございます。修了生の氏名と学位論文タイトルは下記の通りです。

博士
● 金 美英    都市景観の色彩改善に関する研究-韓国・釜山広域市を事例として
● 蘇 文宰    パッケージデザインエレメントが商品の注意と記憶に及ぼす影響―缶コーヒーのパッケージに対するレイアウト中心の分析―
● 赤澤智津子  色相と彩度の異なる2色間における明度識別

修士
● 蒋 暁峰    広告媒体における「信績」と「安心」~インターネットと雑誌の比較
● 田中 貴人   ユニバーサルデザインフォントの識別性・可読性・好感度の評価
● 朴 キハ    物体表面の印象評価に及ぼす色彩・テクスチャー・形状の影響
● 彭 春榮    ミネラルウォーターによるストレス緩和効果

2009年3月23日月曜日

卒業式

研究室所属の4年生7名が今日卒業しました。卒業おめでとうございます。卒業生の氏名と卒業論文タイトルは下記の通りです。

池端慶      音相による香水のネーミングに関する研究―商品名の音相の心理学的検証
井藤俊範    色名による色の伝達
吉武美生    この商品にいくら払えるか―広告印象に関するwillingness to pay実験―
大塚未来    「信頼と安心」による購買行動の定量的評価
中島健登    愛読紙・愛用サイトと消費者のキズナについての研究
久我谷美穂   人が新しい情報に飽きるまでの時間―新聞記事における流行語の頻度分析
関百恵      ユニバーサルデザインフォントの評価に関する研究-印象評価および好感度向上についての検証-

また、この日の卒業式では当研究室ドクターコース学生の吉澤陽介君が学長表彰(課外活動賞)を受賞しました。「KYOTEI 浜名湖競艇ボートカラーデザイン」「東山地域観光案内標識デザインコンペ」「地下鉄仙台駅電子ペーパーサイネージ デザインチャレンジコンテスト」におけるデザインコンペ入賞が高く評価されました。

論文掲載情報

ドクターコース学生の金美英さんと蘇文宰君の論文が日本感性工学会論文集に掲載されました。金さんの論文はプサン広域市の都市景観と色彩の関係を分析したもので、蘇君の論文は缶コーヒーのパッケージデザインを知覚や記憶の観点から詳しく分析したものです。詳しくは下記をご参照ください。

● 居住者視点からの都市景観色彩の評価—韓国釜山広域市における調査:金美英,小山慎一,日比野治雄. 日本感性工学会論文集, 8(2), 369-379(2009)
● パッケージのデザインエレメントが消費者の視覚的注意に及ぼす影響−缶コーヒーのパッケージに対する眼球運動による分析:蘇文宰,崔庭瑞,小山慎一,日比野治雄.日本感性工学会論文集, 8(2), 407-417(2009)

研究会発表報告

ドクターコース学生の崔庭瑞君が第42回知覚コロキウムで発表しました。演題は「実験心理学的手法を用いたパッケージデザインの評価」です。崔君は眼球運動分析やchange blindness等の実験心理学的手法を用いて清涼飲料水や医薬品のパッケージデザインを評価しています。知覚コロキウムについては下記のHPをご参照ください。
http://www.hes.kyushu-u.ac.jp/chicollo2009/

2009年3月10日火曜日

研究会発表報告

当研究室所属の吉澤陽介君が日本色彩学会色彩教材研究会第5回研究発表会(3月8日東京家政学院短期大学)にて発表しました。演題は「慣用色名の認識に関する調査 ~色名マッチングタスクにおける色選択の傾向に関して~」です。色を言語を通じて正確に伝えるためには、伝える側と伝えられる側の間で、色と色名に関する共通の認識を持つ必要があります。しかし、現状として私たちはどの程度共通の認識を抱いているのでしょうか?吉澤君の研究ではこの問題について詳細に検討をしております。

2009年3月6日金曜日

研究員の鄭先生が1年間滞在されます

成功大学(台湾)認知科学研究所の鄭孟淙先生が研究員として来年2月まで当研究室に滞在されます。鄭先生は2008年3月に千葉大学環境デザイン研究室にて博士号を取得されました。専門は環境心理学です。滞在中には共同研究および成功大学との合同ワークショップを行う予定です。

2009年3月3日火曜日

リムコーポレーション本社訪問

日比野教授が株式会社リムコーポレーション本社(静岡県浜松市)を訪問し、ユニバーサルデザインフォント LIM Uni-Typeの心理学的評価および紙媒体への応用可能性について講演しました。
(2009年2月27日)